【STEP個別指導塾：公式ブログ】ＳＴＥＰ by ＳＴＥＰ 一歩一歩着実に

欲

中城中・コザ高校の生徒が黙々と、予想問題テストに取り組んでいます。

その中で、中城中３年生のＳ君。２年生の時に入塾してきて、
【入塾前席次２２番→入塾後最高席次４番】と着実に力を付けてきています。
本人は至ってマイペースで「もっとレベルアップしたい」とか「席次を上げたい」と
いった欲はなく、淡々と学習に取り組んでいる状況でした。そんな彼を「もっと欲を持って
取り組めば、もっとすごい結果を残せるんだけどな・・・」という感じでみていました。

でも前回のテストで、13番という久しぶりに２ケタの席次に終わって、周りが
伸びてきていることを感じ、危機感を持った彼は、今回のテストに対して
今までには見られなかった取り組みをみせています。

そんな彼の今回の目標席次は・・・１番！

始めて彼がみせた高い目標設定です。いやいや楽しみです☆

予定通り

台風５号の影響で風雨が強いですが、中城中・コザ高校対象の土・日テスト対策を、
予定通り実施します。通塾の際は、いつも以上に気をつけて下さいね。

あと一踏ん張り！がんばるぞ～！

「多忙は怠惰の隠れ蓑である」

「多忙は怠惰の隠れ蓑である」

コピーライター糸井重里氏の恩師の言葉とされているものです。

テスト対策、自習教室オープンの準備、講師の求人、子どもの誕生と
6月は公私ともに何かと慌ただしい状況にあるのですが、
そういったときに、いつも浮かんでくる言葉です。

この言葉に出会ったとき、強い衝撃を受けました。当時の私は、あまり休みが
取れない状況で仕事(前職)をしており、忙しさを言い訳にして、家族や友人との
大切な時間を後回しにしたり、しっかり向き合うことのない生活を送っていました。

状況に流され、時間をつくる工夫・努力を何もせず、仕事だけで精一杯な状態を
作っていました。まさに多忙を言い訳に、怠惰な状態を隠し、ごまかしていた・・・
そんな私を、戒める言葉となったのです。　

この言葉と出会ってからは、今までの状況を反省し見直しました。それからは「忙しい」と
いう言葉を使わないようにすることと、出来るだけそのような状況にならないように、自分を
コントロールする(精神的・時間的)ことの２つを意識して、仕事に取り組むようにしました。

試行錯誤しながらですが、年を経るごとに、計画的に仕事に取り組むことが出来るように
なったり、同じ仕事量でもゆとりを持ってこなすことが出来るようになり、公私とも
バランスをうまくとって、過ごすことが出来るようになってきました。

「忙」という漢字を分解すると、「心を亡くす」という意味になります。
「心を亡くす」には人それぞれに解釈があると思いますが、

「自分のことに精一杯になって、他人への心遣い・配慮に欠けてしまいがちな状態」

と私は解釈しています。

私の仕事の場合、そのような状況の時は、生徒達からのサインを見過ごしてしまいがちに
なったり、言葉遣いが厳しくなってしまうというケースが多く出てきてしまいます。

仕事上、時間的な忙しさはどうしても避けられない時期や状況はありますが、
心の忙しさはしっかりコントロールして、ゆとりを持つことを常に意識していきたい
ものです。

忙しい状況を「良くない状態だぞ」と俯瞰して、時間と心の余裕を作り出す工夫をする
習慣を身につけることは、心のゆとりを保ちやすくするおすすめの方法です。